家族の朝と、わたしのペース。

日常のわたし

朝はだいたい忙しい。
子どもたちの支度、洗濯機の音、夫の「今日何食べたい?」の声。
わたしの家は、よくある平和な家庭だと思う。

でもたまに、
その“当たり前”の中でふっと呼吸が深くなる瞬間がある。

理由はわからないけれど、
キッチンでコーヒーを淹れているとき、
窓の外の光を眺めているとき、
自分の中に静かな余白ができる。

その余白は、
母でも妻でも会社員でもない“わたしだけの顔”を思い出す時間。

特別な出来事があるわけじゃない。
ただ、
「こういう何気ない朝を大事にしたいな」
と思う。

誰かのために動く時間も好きだけれど、
自分のために呼吸を整える瞬間がないと、
わたしはすぐに忙しさに飲まれてしまう。

たぶん、
日常のわたしと、裏側のわたしのどちらも大事だからこそ、
こういう静かな朝に、少しだけバランスを取り戻している。

今日も、ちゃんと生活していてよかったと思える朝。

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p活と愛人の“あいだ”で生きてます。
このブログの背景となる考えをまとめています。
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書いている人:さち
30代後半・既婚・会社員。日常と裏側の記録。

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